舌クリーナーだけでなく保湿剤も用意!

舌の清掃は歯みがきほどやり慣れた口腔ケアではないと思います。
それだけに、ご利用者さんへの舌清掃介助でも、疑問な点は多くあると思います。

特に咀嚼や嚥下に障害のある方、唾液の分泌が減少している方の舌清掃は、ちょっとした前準備が必要なのです。
そんな方の舌清掃では、舌クリーナーのほかに、保湿剤と口腔ケアウェットティッシュを用意しましょう。

まずは、保湿剤で乾燥している舌苔を湿らせます。乾燥したままの状態で清掃すると、舌の粘膜を傷つけてしまいますからね。
保湿剤をたっぷり塗って10秒から20秒ほど待ち、舌苔をふやけさせましょう。

舌クリーナーの使用テクニック

舌苔の清掃は舌クリーナーで行います。
舌クリーナーは、舌の表面を軽い力でなでるように奥から手前へ数回動かして清掃します。
でも、いきなり舌の奥に触れると、オエッという嘔吐反射が出てしまいますから、まずは舌の先の方か、もしくは真ん中くらいから始めます。

舌の奥を清掃するときは、ご利用者さんに息を吐いてもらうようにしましょう。そうすると、オエッとなりにくいのです。

舌掃除に無理は禁物です。
ご利用者さんの負担が大きいようなら、無理して奥を清掃する必要はありません。

さらに、舌苔が取れないからといって、決して強くブラッシングしてはいけません。
舌苔は一度で全部取り切ってしまう必要はありません。ケアのたびに、ちょっとずつ取れていけばいいのです。

強くブラッシングして舌の粘膜を傷つけてしまうと、逆に口臭がひどくなったり、味覚障害になったりしますから、要注意ですよ。

はがれた舌苔は、口腔ケアウエットティッシュで取り除きます。
そして、口をよくすすいだら舌の清掃は終了です。

口腔ケアチャンネル動画で確認しましょう