舌の動きがよくなるとどうなる?

日常生活で舌の動きを意識するとき、あるでしょうか?
多くの方は「今日は舌が回らない」など、滑舌を意識するときくらいしかないかもしれません。

でも、それだけじゃないんです。
舌の動きがよくなると、唾液の分泌が活発になります。
そのために食事がスムーズにできるようになります。
さらに、口の中の衛生状態もよくなるのです。

舌の動きをよくするには、さまざまな方法がありますが、楽しみながらできるのが舌の体操です。

口を閉じて舌の体操!

舌の体操をやってみましょう。

まずは口を閉じた状態で行います。
舌の先で左右のほほの内側を、ツンツンとつつくようにします。
まるで怒っているように見えるかもしれませんが、口のなかで舌を左右に運動させているわけです。

次に、舌の先を口の中でクルクルと回します。

最後は、舌の先を唇の裏側で左右に動かします。
上唇の裏側で左右に、そして下唇の裏側でも左右に動かしてください。

これだけで、唾液がたっぷり出てくると思います。

口を開いて舌の運動!

舌の体操には、口を開いて行うものもあります。やってみましょう。

まずは、口を開いて舌を出したり引っ込めたりします。

次に、舌を出して上下の唇や左右の口角につけます。

舌をストレッチしているイメージです。

最後に、唇に沿って舌を回しましょう。
右回りと左回りに、それぞれ1周ずつします。

普段はこんなに大きく舌を動かすことはありませんよね。

レクリエーションとして、または舌の掃除の後や食事の前に行ってみてください。

口腔ケアチャンネル動画で確認しましょう