舌苔、どうなったら注意?
舌の表面に薄っすらと苔のようなものが付いていること、ありませんか?
これは舌苔というものです。
舌苔は薄っすらと付いている程度であれば、気にする必要はありません。
でも、真っ白な厚い層になっているなら要注意!
厚い舌苔は口臭の原因になるなど、口のなかの衛生状態にさまざまな悪影響を及ぼします。
厚い舌苔を上手に掃除
舌クリーナーなどで、やさしく掃除します。
ところが、厚くなった舌苔はなかなか取れにくいものです。
そんなときは保湿剤を塗ってふやかしてから、舌クリーナーを使うのがいいですね。
そして、白ゴマ油を使うというユニークな方法もあります。
間違えないでくださいね。
「ゴマ油」ではなく「白ゴマ油」ですよ。
中華料理などでよく見るゴマ油とは違って、白ゴマ油は生のゴマから絞っているので、色が濃くありません。
香りも少なく、すっきりとしたほのかな味が特徴です。
実は、殺菌作用もあるのです。
「保湿剤の味が苦手」というご利用者さんなどには、この白ゴマ油を試してみるといいかもしれません。
使い方は保湿剤と同じです。
厚くなった舌苔にたっぷりと塗ってふやかします。
保湿剤よりもサラサラしているので、扱いやすいと思います。
舌清掃のあとに、保湿のために口のなかに塗り広げてもいいですよ。