「口が乾く」原因は?
緊張や興奮で口のなかが乾く、というのは多くの方が経験されていることです。
そのほとんどは水を飲んだり、リラックスしたりすれば解消するものです。
しかし、なかには「口が乾く」状態が長期間続くことがあります。
これをドライマウスといいます。
「のどが渇く」のではなく「口が乾く」というのがドライマウスのポイントですね。
ドライマウスの原因はいくつかありますが、その1つが口呼吸です。
口呼吸が原因でドライマウスになっている人は、口呼吸を解消して鼻呼吸にすることでドライマウスを改善できます。
口呼吸を解消するには、どうすればよいでしょうか?
よく知られているのが、あいうべ体操です。
ポイントは口を大きく動かすこと!
あいうべ体操のやり方はとても簡単です。
「あいうべー」と口を動かすだけ!
最初に「あー」と、口を大きく開きます。
次に「いー」と、口を大きく横に広げます。
さらに「うー」と、唇を突き出します。
最後は「べー」と、舌を出して下に伸ばします。
これを数回くり返します。
あいうべ体操は、たったこれだけです!
ポイントは「口を大きく動かすこと」です。
声を出すことは、必ずしも必要ではありません。
あいうべ体操、一度に行うのは10回まで! それ以上くり返すと顎などに負担がかかり過ぎてしまいます。
1日で数回にわけて合計30回を目標に頑張ってみてください。
ただし、顎の関節などに問題がある人は、無理せずに回数を減らしましょう。
顎に負担のかからない「いー」と「うー」の体操を行うだけでも、効果はあります。
あいうべ体操で、口ではなく鼻で呼吸できるようになれば、きっとドライマウスも改善しますよ!