誤嚥のこと、説明します

誤嚥とは、食べ物や唾液が気道に入ってしまうことです。

若い方でもときどき経験することがあるかもしれません。

健常者の場合は、誤嚥してもセキやムセによって気管内に侵入した食べ物などを排除できますが、高齢者や嚥下機能に障害のある方の場合は、そのまま気管に流れ込んでしまうことがあります。

こうした誤嚥を繰り返していると誤嚥性肺炎を引き起こしてしまうことがあります。

高齢者の場合は、生命にかかわることも多いので、注意が必要です。

しかし、誤嚥が怖いからといって口から食事を取ることをやめて点滴や経管栄養などで栄養補給する、という方法はオススメできません。