数多くのメリットがある！
クラスプと呼ばれる金具のない部分入れ歯を、ノンクラスプデンチャーといいます。
部分入れ歯を着けたときの不快感の多くは、この金具によるもの。
ノンクラスプデンチャーには、不快のもとである金具がないので、快適に装着できます。
さらに、お口の粘膜に優しく、金属アレルギーの方などにもぴったりです。
何よりも軽くて、しっかりと密着してくれますから、外れる心配も少ないようです。
デメリットは？
評判のよいノンクラスプデンチャーですが、デメリットが皆無というわけではありません。
まずは費用の面です。
保険診療の適用外のために、自費での支払いになってしまいます。一般的な部分入れ歯に比べて費用がかかってしまうのです。
さらに、やわらかい素材により快適な装着感を得られる一方で、噛んだときに若干たわむこともあるようです。
また、傷つきやすい素材でもあるので、お手入れのときに注意が必要になります。素材によっては、修理が難しいこともあるようです。
そして装着するときには、ちょっとしたコツが必要になるようです。
それでも健康な歯を削ることがあるブリッジや、手術の必要があるインプラントよりも「こちらがいい」と、ノンクラスプデンチャーを選択する人は多いようです。
一口にノンクラスプデンチャーといっても、さまざまな種類があり、特徴もそれぞれです。
関心のある方は専門家に相談してみてください。