歯みがきは大切な歯周病治療の1つ!
国民病とも言われる歯周病。悩まされている方は多いと思います。
歯科医院で治療と指導を受けることが第一ですが、毎日の歯みがきも大切な歯周病治療の1つなのです。
歯周病治療として歯みがきを行う場合は、いくつかのポイントに留意しましょう。
歯周病改善効果もアップしますよ。
歯ブラシと歯みがき粉は?
歯周病の人の歯みがきでは、歯ブラシ選びも重要です。
歯周病によって歯ぐきが腫れているときは、毛先のやわらかい歯ブラシを選びましょう。
そして歯周ポケットにまで入っていけるように、毛先はなるべく細いものにします。
一般的に歯みがきでは歯みがき粉を使わずに水だけでも十分に汚れを落とせます。
でも、歯周病の人の歯みがきでは、歯周病に効果のあるものを活用しましょう。
歯周病への効果をうたう歯みがき粉はたくさんありますが、オススメは洗口剤としてよく知られる「コンクール」です。
コンクールを水で薄めて、これを歯みがき粉代わりに使うのです。
毛先がやわらかく細い歯ブラシを、コンクールを水で薄めたものに浸してから歯みがきをしましょう。
うがいも大事!
歯みがきでは、歯周ポケットをしっかりみがくよう意識します。
歯と歯肉の境目に45度の角度で歯ブラシを当てて、小刻みに動かしましょう。
歯ブラシ全体を動かすのではなく、歯と歯肉の境目に当てたブラシの部分だけを細かく動かすようにするのがポイントです。
そして、重要なのがブクブクうがい。
うがいは5、6回、念入りに行いましょう。
歯みがきでせっかく汚れを落としても、しっかりと洗い流さなくては、歯周病菌は口のなかに止まったままですからね!
このように歯みがきをしていれば、歯ぐきが健康になり歯周病も改善していきますよ。