のど仏を上げてのどを鍛える!
脚力や腕力の衰えを意識することはあっても、のどの筋力の衰えを意識する人は少ないと思います。
でも、食事中によくむせる、食後に声がガラガラになる、こんなことが多くなったなという人、いらっしゃいませんか?
実はこれ、のどの筋力の衰えによるものが大半なのです。
飲み込んだつもりでいても、実際にはのどに食べ物が残っていて、そのために誤嚥を起こしていると考えられます。
のどの筋肉を鍛えると、飲み込みもしっかりできるようになります。
のどの体操で鍛えましょう!
1つ目が、のど仏を上げる体操です。
上下の歯を軽く噛み合わせて、舌の先を上あごに当てます。
そこから、息をこらえて、舌全体を上あごに当てるようにします。
すると、のど仏が上がっているのがわかります。
でも、この説明だけでは、ちょっと難しいかもしれません。
うまくできなかった人は、つばを飲み込んでみてください。
飲み込んだときが、のど仏が上がっているときです。
この状態をキープしましょう。
のど仏を上げた状態を3秒キープしましょう。
これが、のど仏を上げる体操です。
あお向けで自分のつま先を見る!
次は頭を上げる体操です。あお向けになって行います。
あお向けの状態で、自分のつま先が見えるように顔を上げます。
このときに、肩が一緒に上がらないように気をつけます。
肩が上がらないように、頭だけを持ち上げて自分のつま先を見るのです。
この状態を1分間キープしたら、頭を元に戻して1分間休憩します。
これを3回くり返します。
頭を上げる体操は結構ハードなので、筋力の衰えた高齢の方には難しいかもしれません。
しかし効果は広く認められているので、できる人はチャレンジしてみましょう!