ささいな口の衰えを「オーラルフレイル」と言います。
オーラルフレイルには明確な基準はありませんが、次の項目に当てはまるようなら可能性があります。
食べ物の量や種類を控えがちになった。
食べにくくなり食事時間が長くなった。
食事中にむせやすくなった。
義歯は悪くないが噛むのが難しい。
舌が回らず思い通りにしゃべれない。
歯や口のせいで外出を控えがちになった。
といったものです。
それぞれは、ささいな衰えと放置しがちなものかもしれませんが、こうした衰えが進行してしまうと疾患を引き起こしてしまうのです。
さらに、ご高齢の方の場合は、むし歯や歯周病、義歯不適合などに加えて、加齢や全身疾患によっても口腔機能が低下しやすいという要因があります。